ライバル店に一喜一憂してない？
最近ブログを復帰してから
よく動いてるね～、寝てるの？いったい何をやってるの？
とよく言われます
独身女はただの暇人なんです（笑） 高山です
私は、色々やってるお仕事の一つに、広島県の創業サポート事業のお手伝いがあります
これから創業を目指す方、創業して間もない方のお話を伺い、私の分かる範囲でアドバイスを送らせて頂いております
アドバイスを送ると言いつつ、そんな皆さんのお話、業界のこと
自分の業界だとかそうでないとかも関係なく
様々な分野や人に耳を傾け、動向を目にし、より多くの情報を積極的に耳にするよう心がけています
なので、あちこち動き回ったり、人に会ったりしているんです
さて、そんなサポートの中で、同業のサロンオーナーさんが
「こういうことされると本当に困るのよ！」
とご立腹でございました
彼女のサロンはホットペッパービューティに掲載されておりますが
同業他サロンが、同じメニューを安く掲載していることに
迷惑だ！業界内での足の引っ張り合いは止めてくれ
こういう掲載に規制をかけないのか！とリクルートさんにも訴えかける始末・・・
「価格破壊」
私も「値段相応」「適正価格」というのは守ってもらいたいと思いますが
もう、そんな価格破壊にも限界が訪れていて
先日ブログに書きました
「安物買いの銭失い」ゾーンの人と
「価値ある事に投資する」ゾーンの人に
世の中はくっきり別れてきていると思っています
ですから、そんな事に腹が立つ、掲載誌側のせいにする
ということは、自分自身がまさに「安物買いの銭失い」ゾーンの人だということでは無いでしょうか？
安いものが価値あるものだと思う人であり
上手く行かなかった時は、その購入先や、広告誌といった自分以外に矛先を向ける人です
私はそうじゃない！
と思える方なら、同業者が同サービスを少々値引きしても腹は立たないはずです
私も、同業さんとはいえ、先日上げたブログのような安売り広告を見たところで、もはや何とも思いません
要は
比較している場所（ステージ）が違いすぎる
ってこと
施術するスタッフの年齢
経験値
サロンの雰囲気
技術力
トーク力
提案力
営業時間
定休日
店舗規模
などなどなどなど
全てひっくるめた合計金額が その商品の価格です
商品名と値段だけしか見てない人は、何事も値段で勝った負けたを判断します
安かったから来ました
というお客様は、あなたの技術にも、デザイン力にも、トーク力にもあまり興味は示しません
一番大事にしていることは「値段」だからです
でも、あなたがお客様に一番提供したいことは何ですか？
技術という作業ですか？値段？
作品ですか？結果ですか？癒される時間ですか？
自分自身が、いったいお客様に何を提供したかったのかを改めて考えてみてもらいたいし
それを広告で、ホームページで、名刺で、店内で、ブログで、ＦＢで、ツイッターで、インスタで
表現出来ているのか？
その表現すら出来ていないのであれば
選ばれないのは当然
同業者さんがやっていることはしっかり情報として収集すべきです
ただ、その情報に一喜一憂し、腹を立てたり、不安になったりするのではなく
そこから学べる材料が無いのか考え、拾う
なるほど、こんなクーポンの出し方があるのか
なるほど、こんな画像を使えば、より価値観が上がって見えるな
こういう出し方が人気があるなら、私はここを応用してこう掲載してみよう
クレームを並べる時間があったら
上手く行っているところの情報をリクルートから聞き出して、自分の糧にする時間にする
リクルートさんがどれだけ膨大な情報を持ってると思ってんの！？
何事も上手に活用しましょうよ。広告費はクーポン出すためだけの費用じゃない！！
リクルートと打ち合わせすらしないオーナーさんいるらしいですけど、そんな勿体無い話は無い
これぞ正に「安物買いの銭失い+時間失い」
間違った予算のかけ方、時間の使い方！
利用する側も、掲載する側も、
本当に大事な事を忘れないようにしたいですね
